勉強ができなかった日のブログ

大学院生になりました。

決心?

僕はもっと本を読むべきなのかもしれない。

 

なにかものを考えるにあたって、「ただ素朴なことだけを考えていては、いつまでたっても素朴なことしか考えられない」。これは僕が3回生の頃に出席した全く分野の違うゼミで全く違う分野の全く鋭い知性を持った教授にお叱りを受けたときの言葉。

 

それが刺さったまま、のにもかかわらずいままで割とのらりくらりと暮らしてきたわけだけれど、とうとうその滞留を超えるべき時が来たのかもしれない。

 

ここ最近、悔しい情けないと思うくらいに知的に豊かな人々に何人か会った、そしてその人たちは例外なくものすごいペースで本を読んでいた。

 

僕はなかなか今まで本に向き合う体力がなく、というかないと思い込んでいて、だからのらりくらりと暮らしていたわけだけれど、もうそんなことも言ってられなくなってきた気がした。鍛えなければいけないと思う。それは強迫的な、義務感に近いものではなく、もう一段階はっきりとした人間になりたいという割と前向きなモチベーションです。

 

今まで何度か似たような気分に駆られては、三日坊主的に日常に帰るということを繰り返してきたが、これが最後のチャンスのような気もするというか、また同じことの繰り返しになるかもしれないことは重々承知しつつ、でも一旦はファイティングポーズをしっかりとここでとる必要があると感じる、それは感覚的な、非常に感覚的な興奮なのだけれど、でも今までにない充実感を持った決心であることを感じる。

 

これから長い道のりになるだろうけれど、しかし何人かロールモデルを見つけることが出来たことは非常に大きく、またこれまでちまちまと重ねてきたチリがようやくスタートラインに立てるくらいまでに重なったこと、出発する準備ができるくらいの足場がようやく整ったことが、なんというか、ようやくこれからだという気分である。

 

そして、久しぶりに(本当に久しぶりに)書店によって手に取った本がこれまた導きの書といった趣で、これからの旅路についてよい導きをしてくれるであろう本で、そういった本に出合えたことも幸運であって、それを逃さないようにしたいという心持ちでいる。

 

 

よろしくお願いします。